HANDSOME FILM FESTIVALの感想
ハンサムフィルムフェスティバル。12/25〜27でTDCでやってましたね。行ってきました!去年の追加公演が初ハンサムだったんですが本当に行けてよかったです!楽しかった!
去年まではアミューズ所属の若手俳優さんたちがライブをやったりしてたんですが今年からはいわゆる先輩ハンサムたちが卒業?してしまったので新しい形ということで今回ショートフィルム+お芝居+ミニライブという形になりました。各フィルムの間にはちょっとしたお芝居や日替わり要素なんかもありました。
・フィルムパートの前提とかあらすじ
前提として、ハンサム学院の映画部に所属してるのが今年のハンサムの出演者たちという設定になっています。
映画部の部室倉庫で神木くんが見つけた8つのフィルムは映画部に伝わる伝説のフィルムだった。そのフィルムを持って部室の扉を開けるとそのフィルムの主役になれるらしいけど…?ってところから始まります。
ちなみに部長が神木くんでセリフの中だけの話ですが副部長は石原くんみたいです。本当かわからないのでもし違うよ!ってのがあったら教えてください。
以下、各フィルムの感想(それぞれのあらすじは公式サイトを確認してください…。)
・#1 主役遊戯(石賀くん・金子くん)
タイトルからも分かる通り死亡遊戯から来てるのかな〜と思いました。不良グループ(劇プレの人たち)が面白かったです。
石賀くんが25日しか参加が出来ないので25日以外は金子くんが1人でフィルムを持って入るって流れになるんですが、2人で入らなくても不自然にならないような作りで面白いな〜と思いました。石賀くんのブルース・リーをバリバリイメージした黄色いジャージも可愛かったです。
・#2 真夏のような夢(小関くん・広大くん)
これもタイトル通り元はシェイクスピアの真夏の夜の夢かな〜と思います。惚れ薬のくだりもあるので。
予告から広大くんが小関くんに壁ドンしたりとインパクトがものすごく強かったので気になってました。
2人のかっこよさと可愛さが詰まった面白いフィルムでした。今年は全通したので5回見たんですが5回とも同じ所で笑いました。
・#3 アクション(石原くん・甲斐くん)
これはどうやら「セッション」という映画が元みたいです。
これを見て石原くんの演技って面白いな〜と思いました。表情とか作曲のヒントを出す過程で出てくるくしゃみの仕方とか、頭が良さそうだなあと思います。あと知らなかったんですが甲斐翔真くんって本当にピアノ弾けるんですね。様になっててかっこよかったです。
・#4 俺の為に書いてくれ(神木くん・吉沢くん)
これは作中でも言及されてましたが、元はミザリーみたいですね。
The GAMEのDVDを見て思ったんですが神木くんってこういうちょっと怖い役柄をやることが多いですね、自分でも言ってましたが。ミザリーだからホラーかな?と思ったら笑えるところもあったのでよかったです。吉沢亮くんはふとした表情が可愛いのでちょっと怖いけど面白かったです。
・#5 学園のゴースト(太田くん・溝口くん)
これはタイトル通りゴーストですね。作中のセリフでも示されてましたが。
溝口くんが女の子の幽霊に取り憑かれるという役でしたが、切り替えのタイミングとかも面白くて見ていて飽きなかったです。太田くんを追い詰める時に気合が入りすぎてガラスを割った、と聞いてそこに注目すると確かに棚がものすごい揺れてるんですよね。流石でした。
割とホラーっぽい演出が多いからなのか、周りの人で怖がってる人もちらほらいました。
・#6 ZOMBIE HighSchool(富田くん・正木くん)
これは元がちょっと分かりにくかったです。元ネタとか無いのかもしれませんが。
実はゾンビものが苦手だったので楽しめるか不安だったのですが、見てみるとコメディが強くて楽しかったです。
フィルム間のお芝居ではずっと自分の出るフィルムをみんな持っているんですが、正木くんが8本目のフィルムを持って入っちゃうというところから始まるので面白かったです。
演劇部の衣装を使ってゾンビに対抗する、という話なんですが10分〜15分くらいの話の中で5回くらい衣装が変わるので見ていて楽しかったです。富田くんのキレのある動きが活きてました。
・#7 健康トモダチ診断(石原くん・甲斐くん・神木くん・小関くん・溝口くん・吉沢くん)
これはどんでん返しが面白かったです。見ていてダンガンロンパを思い出しました。
この中に1人裏切り者(不健康トモダチ)がいる!というストーリーなんですが、吉沢くんのアップが綺麗すぎて会場がどよめいてました。
それぞれが拘束具で縛られるんですがその縛り方になんとなくスタッフの方のこだわりを感じました。私は小関くんのやつが好きですね。
・#8 SMILE
最後のフィルムはみんなで作るものです、ということで観客を笑顔にするための日替わりアドリブコーナーでした。
フィルム間のお芝居も少しですが日替わり要素もあったのでかなりアドリブや日替わり要素が多かったです。例年どうなのかはわからないんですが、複数回来る人も考慮してこういうコーナーがあるのかな〜と思いました。とにかく3日間通して石原くんと富田くんと大地くんには笑わせてもらいました。あの3人のパワーはすごい…。
ひと通りアドリブコーナーをやった後はフィルムパートのエンディングということで主題歌の「Actions over words」を披露してくれました。
今年はスケジュールの都合で12人でのパフォーマンスが見られなかったのは残念だな〜と思ったんですが、マスゲームのような振り付けはきっちり決まっててかっこよかったです!
ストラボの後夜祭でも言ってましたが「振り付けにストーリーがある」ということで映像で何回も見たいな〜と思います。
・ライブパート
今年のハンサムはミニライブ!ということで、フィルムパートのエンディング後にミニライブをやりました。曲順は下記の通りです。
1. Festival night
2. This is the time
3. YES, WE CAN!
4. 無礼講!
5. Dear my girl(アンコール)
私がライブ大好きなので本音としてはもっと見たかったな〜と思うのですが、新しいメンバーでのパフォーマンスはとても新鮮で楽しかったです。
先輩方はやっぱり歌もダンスも上手な方がたくさんいたのでどうしても見せ場がそっちに行きがちな時もあって、今年はこの子がこんなダンスするんだ!という新しい発見がありました。
2曲目のThis is〜で去年まで植原さんがやってたラップを石原くんが受け継いでてなんだか感慨深かったです。I'm a S!
・感想
全体的に新しい試みがたくさんあるな〜と思いました。私としては出演者のみなさんの本分の演技をメインに見られてよかったなと思います。私は好きな人が出ている作品以外はあまり見ないタイプなので、やっぱりここのハンサムでしか目にしない人もいました。それぞれ15分程度の短いフィルムでしたが、どういう演技をする人なのかやっと見ることが出来たので気になった子の舞台や映画はバンバン見に行きたいなと思えました。
フィルムがオマージュ作品が多いのも映画部の学生が作ったものと思えば確かに納得でした。
もちろん去年の形式もまた見たいな〜とは思いますが!
年は明けたばかりですが、今年もまたハンサムがあるなら絶対に行きたいなあと思いました。行くたびに新しい楽しみに出会わせてもらってます。
髑髏城の七人(下弦の月)の感想
髑髏城の七人、下弦の月バージョン観てきました!上弦との違いを探しながら観てたのですが色々なところで雰囲気が違っていて観ていてとても新鮮な気持ちで観られました!すごく楽しかったです!
結構前の列で観たのですが、前というか端の席だと結構回ってる時の感覚がすごいなあと思いました。一方で自分が回ってる感覚はあるので乗り物酔い的な症状は大丈夫でした!
・登場人物(一部だけ)
捨ノ介(宮野真守さん)
まず福士くんの捨ノ介とはいい意味で全然違うなあと思いました。福士くんの捨ノ介はまさにさわやかな主人公!って感じなのですが、宮野さんの捨ノ介はやっぱり福士くんよりもご本人が年上というのもあって年長者らしく他の人を導いたりする強さみたいなものがありました。後は福士くんの捨ノ介よりもコミカルなシーンが多かったのは宮野さん自身のキャリアや個性もよく出ていて、2人の違いを見られて楽しかったです。
どちらの捨ノ介も観ていて「この人に着いていきたい!」って思う何かがあったのでさまざまな作品で主役を演じられてる2人だからこそ出る雰囲気や違いもあるんだなと思いました。
霧丸(松岡広大さん)
下弦は広大くんが観たくてチケットを取りました。平間さんも広大くんもどちらも動けるタイプの役者さんで殺陣のシーンは遜色ない迫力がありました。
上弦との大きな違いは広大くんの演じる霧丸はとにかく主人公でした。主役はもちろん宮野さんなのですが、自分の身の上を話すシーンやラストシーンの頼もしさからこれからは過去から解放された霧丸が主役の物語が始まるんだなあと思いました。
霧丸というキャラクターが広大くんとそこまで歳が離れていないこともあってより等身大な霧丸を見られたなと思います。さりげないところで「この子はきっと表情豊かで素直ないい子なんだろうな〜」と思わせるシーンが多くて、これは若さの賜物だなあと感じました。あとは私が観た回だけなのかもしれませんが下弦の捨ノ介と霧丸はスキンシップがとにかく多かったです。肩組んだりハグしたり頭撫でたりで微笑ましかったです。身長差もあって兄弟のような師弟のような不思議な関係でしたが、ラストシーンの後は一緒に笑ってて2人のこれからを想像させてくれました。
極楽太夫(羽野晶紀さん)
羽野晶紀さんの演技を観るのは実は初めてでした。パンフレットにも書いてありましたが、高田聖子さんとの違いは羽野さんの極楽太夫は姉さん女房というよりも可愛らしさがあるなあと感じました。高田聖子さんと須賀健太くんの年の差よりも離れてはいないのでそういう面も見せたのかな〜と思いました。羽野さんの極楽太夫は蘭兵衛が好き!っていう雰囲気が出ていて細かいところが違っていてまた上弦も観たくなりました。
兵庫(木村了さん)
木村了さんの兵庫はやっぱり須賀健太くんよりも年上というのもあってアドリブが効いてるな〜と思いました!割と美味しいシーンが多いキャラクターなので見せ場も多くて自然と目で追ってしまいました。ラストシーンのセリフが全然違っていたので是非両方のバージョンを観て欲しくなりました。
蘭兵衛(廣瀬智紀さん)
廣瀬さんはこの作品で初めて見ました。2.5次元舞台の他にも色々出ている方なんですね。
廣瀬さんは白塗りが似合っててびっくりしました!後述の鈴木さんも似合っていたのであの2人だけ歌舞伎感がとても強かったです。
下弦のカーテンコールは廣瀬さんと羽野さんが一緒にはけていてやっぱり好きだったんだなあと思えて面白かったです。
天魔王(鈴木拡樹さん)
こちらも2.5次元舞台にたくさん出演してる方ですね。鈴木さんファンの友人からものすごく推されました。立った時に背高いな〜と思ったのですが170センチ台で驚きました。衣装も相まって迫力がすごいので180センチ以上ある宮野さんと同じくらいに見えました。
上弦が早乙女太一さんということで比較とかプレッシャーもあったとは思うのですが、表情やセリフの話し方など鈴木さんだけの天魔王という雰囲気でさすがだなあという感じでした。鈴木さんの演じる三日月宗近が観てみたくなってしまいました。
・感想
先に上弦を観ていたのもあって、違いを比較しながら観ていました。観て感じた違いとしては上弦が映画で下弦がアニメという感じでした。どっちの方がすごい、ではなくてどちらも違っているので時間が許せばどちらも観て欲しいなあと思います。メインの役者さんの年齢が上弦よりも上な事もあって、全体的に安定感がありました。
各キャラクターの所でも書きましたが、上弦と下弦で表現の仕方も全然違っているからこそ優劣をつけるんじゃなく違うものとして観られました。お目当ての霧丸については、平間さんはヒロインという感じで広大くんは主人公という感じでした。平間さんの霧丸は悲壮感がありましたが、広大くんの霧丸はどこか前向きでだからこそのあの2人の関係性なのかなと思いました。
上弦下弦どちらも見やすくなっているので、是非観てみて欲しいということに尽きるのですが若い役者さんのパワーを感じられるので本当にオススメです。ライビュもあるようなので!
髑髏城の七人(上弦の月)の感想
髑髏城の七人の上弦の月、行ってきました!回る劇場は初めてだったのでそこでもテンションが上がってましたが本当に楽しかったです。
IHIステージアラウンド自体をよく知らなかったのですが客席が回るということで全速力で回されるのかと勝手に思っていたらスクリーンが流れる速度と同じ速さで客席も回る感じでした。乗り物酔いしやすいので、酔わないか心配でしたが上演中は大丈夫でした。でもやっぱり上演時間もあって終わった後は少し目が回りました。もしかしたら人によっては気分が悪くなるかもしれないですね。私が観てる時にも何人か気分が悪くなったのか途中で席を立ってる人がいました。(イメージは電車の風景を見てる感じです。感覚はもっとゆっくりですが)
ゆりかもめの市場前から行くとすぐにつきますが終わった後は豊洲まで歩きながら余韻に浸ってもいいなーと思いました。
「髑髏城の七人」はワカドクロをDVDで観たことがあったので一応予備知識はありました。
感想とかで全然違う!ってことは聞いてたのですが本当に全然違いました。3時間超えの長い舞台なのでワカドクロを観た時は登場人物を整理しながら見るのが大変だったのですが、今回の髑髏城は大分分かりやすくなってるなと思いました。
・登場人物(一部だけ)
捨乃介(福士蒼汰さん)
初めての舞台ということでどうなるのか全くわからなかったので少し不安だったのですが観たら不安は吹き飛びました。さわやかな捨乃介。
仮面ライダーで見て主人公のイメージがついていたのでスッと入ってきました。捨乃介が『大丈夫!』みたいなセリフを言うと見ているこっちも「あっ、大丈夫なんだ!」って思わせる雰囲気があってさすがだな〜と思いました。
霧丸(平間壮一さん)
実は平間さんが観たくてチケットを取って観に行きました。元々霧丸という登場人物は本来「沙霧」という女の子のキャラクターでした。
霧丸という男の子になってどうなるんだろう?と思っていたのですが私個人としては霧丸がいる髑髏城が好きだな〜と思いました。
平間さんがアクション出来る人というのもありますが捨乃介を助けたりする姿は頼り甲斐のあるバディというような感じがあっていいコンビだな〜と観てました。
全体的に捨乃介チームの身長は低めなのですがそれが捨乃介を引き立てていてそういうのも考えたキャスティングなのかな?と思いました。
極楽太夫(高田聖子さん)
私が観たワカドクロでは別の役を演じていたのでキャラクターが全く違う雰囲気に変わっていて驚きました。
ワカドクロでは小池栄子さんが演じてたからなのか少し可愛らしい面があったのですが、高田聖子さんになると頼れる女性というか姉さん女房のような感じがあって安心感がありました。笑いも取れたりしてさすがだなという感じでした。
最後のシーンはこっちの方が個人的には好きです。
兵庫(須賀健太さん)
須賀健太くんって子役時代のイメージが強かったので初登場で率直に大きくなったな〜と思いました。
笑いをとる所が多いキャラクターなのと動くしで見ていてとても楽しかったです。兵庫の父親と一緒に出るシーンは周りの人も笑ってました。平間さんと身長が多分同じくらいなのか並んでいる姿が2人とも小さくて可愛かったです笑
蘭兵衛(三浦翔平さん)
すごーーーーーく美しかったです。ロングのウィッグを付けている役なのですがロングヘアーが自然すぎてびっくりしました。
ドラマとかで見たことがある人、という感じだったのでどういうキャラクターになるのかな?と思ったらこちらもさわやかな蘭兵衛でした。
天魔王(早乙女太一さん)
とにかく迫力がすごかったです。プロフィールを見たらまだ若くてびっくりしました。
ワカドクロでは蘭兵衛を演じていたのですが今回は敵方の天魔王で序盤から悪役オーラを出しまくってました。
早乙女太一さん意外と身長があまり高くなくて登場時に「あれ?小さい?」と思ったのですが殺陣のシーンではそんなのを感じさせないような動きで本当にかっこよかったです。
・感想
髑髏城って全体を見ると結構辛いお話だなと思うんですが、殺陣のシーンなど所々にクスッと笑えるところを持ってきてそのあたりを中和してくれてるなと思いました。終盤の舞台装置が見た目もかっこよかったのと殺陣の後のやりとりを見てそのままラストシーンを見終えてスッキリ終われました。
回る劇場を生かして走り回ったりスクリーンの隙間から出てきたりと、暗転でお話が止まらないので本当に映画を観るように舞台を観られました。いわゆる暗転のような時はスクリーンが閉じるのですが閉じている間もスクリーンでこんな感じで移動してるよ、っていう映像が流れるのでシーンの流れがわかりやすかったです。舞台ってカメラワークが無いので見たい人を見てることが出来るので視点が自由な映画って感じですかね。
上弦バージョンの髑髏城はとにかくさわやかだな!という感じでした。さわやか主人公な捨乃介も新鮮で楽しかったです。今年やっていた髑髏城はこれしか観てないのですが他のシーズンのも観ておけば今までの違いとかも含めて楽しめるのかなと思いました。もちろんこれだけ観ても楽しめますが!
沙霧が男の子(霧丸)になったことでアクションシーンがすごく増えて殺陣でも飛んだり跳ねたりと平間さんをキャスティングしてくれたことに心から感謝しました。ありがとうございます。
ほぼ4時間という長丁場の舞台なので観終わった後の充実感もすごかったです。アクションが好きなら観て損はないかと思います。
下弦バージョンはまだ観ていないので比較はまだ出来ないのですが、上弦と変わるシーンがあるのか、これから観るのがとても楽しみになりました。
最近観た舞台
最近観た舞台です。
・7月
RENT
ユナクさんと平間さんと青野さんの方で観ました。
こういうミュージカルを観るのは初めてだったんですが迫力が本当にすごくてどのシーンも退屈しませんでした!
平間さんは小柄な方ですが役のエンジェルがドラァグクイーンということで高いヒールを履くんですがそれでも自然な感じを醸し出していてまだこれとロミジュリしか平間さんの舞台を観てないのですがハマり役だな〜と思ったのでまた舞台で観るのが楽しみです。
・8月
片想い
ディアドリの郁くんの初舞台でした。
あたっく〜と同じ方の演出で、確かにそれっぽいなと思うシーンがいくつかありました。
普段の郁くんとは全く違う役だったので舞台上でびっくりしました。
戦時中の動物園のお話であたっくが割と現実ぽい話だったんですが片想いはしっかりハッピーエンドで8月のあの時期に見られてよかったな〜と思います。
ガマ王子とザリガニ魔人
パコと魔法の絵本のやつですね。
全然泣くつもりはなかったんですが途中のシーンで泣いてしまいました。ハンカチを準備するのを忘れてたので涙流しっぱなしでした。
URA! URA! Boost (劇団プレステージ)
劇プレの本公演でした。
DVDを知り合いに借りて観たことはあったのですが生で観るのは初めてだったので新鮮でした。
応援団の話で学生時代から社会人になってから…って話でした。
所々に時事ネタというか実際にあった出来事(熊本の地震など)を挟んでたりして考えてるなあと思いました。
・10月
レディ・ベス
山崎育三郎さん、花總まりさんの方で観ました。
衣装も豪華でしたが途中の歌がやっぱり上手いですね〜。宝塚はよく観るんですが所々に小池修一郎さんぽいのを感じました。面白かったです。
冬は髑髏城とハンサムとドリフェスのツアーがあるのでまだまだ忙しいですね…いつ休めるんだろう。忙しいのは楽しいですが!
オーバーリング・ギフト 感想
6/15から6/25までDDD青山クロスシアターで上演されていた「オーバーリング・ギフト」を観劇してきました。
観ようと思ったきっかけは率直にいうと富田くんが出ていたからだったんですが、彼が出ていることを差し引いても本当に面白い舞台でした。DVD発売も決定したので、これが参考になるかわからないですが興味を持ったら見てみてください。
作・演出は劇団プレステージの風間由次郎さんです。この舞台に行くことが決まってから劇団プレステージの作品などを観てみたりしてみたのですが、演出に関わったらしい小関さんバージョンのFROGSもですが私の好みにハマる感じの舞台でした。
あらすじ
人の才能がリングによって管理されている未来の世界が舞台。リングにはそれぞれ才能が入っていてそれによって人の将来が決められている社会で、世の中の人は自分の子供により良いリングを付けることがステータスとなっていた。
リングを持っている人=オーバーと、リングを持たない人=ロストが出会うお話です。
登場人物
アスター(演:猪塚健太さん)
リングを持っているオーバーの少年。トトイ(溝口くん)を助けるために親からもらった特別なリングを捨ててしまい、ロストへ転落する。
主人公気質な男の子で明るくて元気な子だったんだろうな〜と思います。最初はロストの暮らしに戸惑うけれど覚悟を決めたらうだうだ言わないで仕事もきっちりするあたりいい子だなあと思うしカワイイですね。あと大きいショルダーバッグを2つ斜め掛けしてる時のもたついた歩き方が可愛かったんですがお坊ちゃんだから慣れてないのかな?ってのを感じられて細かいな〜と思いました。
後半で話を引っ張って行く立場になってからはなんだか猪塚さんが大きく見えました。
トトイ(演:溝口琢矢さん)
ロストの少年。素直だけどかなり鈍感。アスターに命を救われて以来アスターを慕い、兄弟のように暮らす。
アスターに助けられた時に言われた言葉を励みにしていて、人を疑ったりしないんだろうなあと思うわんこみたいな男の子です。アスターに恩があるから真っ先に彼を助けて力になろうとしてくれます。
アスターを自分の家に迎え入れる時の嬉しくてたまらないって感じの笑顔がとってもよかったですね〜私はFROGSとこの舞台でしか舞台で演技する溝口くんを見ていないんですが、こういうハツラツとした溝口くんは見てて気持ちいいですね。
トトイとして生きて〜という言い方をカテコでもしていて、世界観を大事にしてくれるんだな〜と思いました。生き抜くという言葉が似合うくらいすごい役でした。
カゲツ(演:富田健太郎さん)
オーバーの男の子。家が貧乏で病気の父親のためにロスト街へ降りて自分のリングを売りにやってくる。
アスターと対になる人物だと思いました。リングを捨てたらロストになってしまうのにそれでも育ててくれた恩があるからと歌う富田くんがすごく良かったです。この舞台は「愛」をテーマにしてるようなので、家族愛を推されまくるので1回目では泣かなかったのに複数回観るうちに泣けてきてしまいました。
この子の境遇的にも劇中は常に辛そうで泣きそうな顔をしているんですが、ラストシーンでは晴れやかに笑っててやっぱり富田くんは笑顔がいいんだよなあと思いました。
千秋楽の最後らへんのシーンのセリフで感極まって泣いちゃって泣く予定なかったのに思わずもらい泣きしました、カテコのゆるい挨拶でも泣いてしまいました。まあつまり富田くんの演技が好きなんですよね。
ミロコ(演:加藤潤一さん)
トトイの父親。包容力があってトトイの命の恩人でもあるアスターを快く迎え入れる。
ミロコはトトイのお父さんだからかやっぱり言動がそっくりでした。突然転がり込んできたアスターを本当の子供のように見守ってくれる優しい人です。この人がいなかったら多分アスターは何も出来なくなっていたことでしょう、この作品で一番好きなキャラクターです。
加藤さんはミュージカルにも出ている方だからか歌うシーンが多く用意されていたのですが流石の貫禄でした。
ルージュ(演:島ゆいかさん)
トトイと同じ年の気の強い女の子。ミロコに拾われて血は繋がらないけれど家族のように暮らしている。
トトイのお姉さんのように接するから最初はやたらと当たりが強いけれど本当はトトイが好きだから素直になれなかった子。トトイへ詰め寄る姿が何度見ても可愛いですね。
島ゆいかさんは可憐Girl'sのメンバーだったらしくあの頃あんなに小さかった子をまた舞台で観ることになるとは思いませんでした。
ゆいかちゃんはこれが初舞台だったそうですが、歌のシーンは女の子らしくてとても可愛いのにアスターに対してやたらとキツいのがめっちゃ怖かったですね笑 由次郎さんが「勝気な方が合う」という言葉を観てからわかりましたね、すごく合ってました。
咲耶(演:中村百花さん)
ミロコの古くからの友人。ルージュにとても慕われている。オーバーにいる人をずっと待っている。
アスターやルージュを導いてくれるお姉さんのような存在。中村さん自身もお姉さんらしいところがあるみたいなのでこの人のいるシーンは安心して見られました。
風間さん演じるイラッシュとは顔を合わせないのですがそういうことを示唆するシーンもあってやっぱり複数回観ても面白いです。
公演の前半と後半で一番演技が変わったんじゃないかなと思います。前半はどちらかというとお姉さんな感じだったのですが、後半では母性を感じました。歌のシーンの迫力がすごくていつも圧倒されてました。
イラッシュ(演:風間由次郎さん)
ミロコ、咲耶の古くからの友人。オーバーの(次期)市長。咲耶のことが好きだったらしい。
色々あった後に登場するキャラクター。イラッシュが何を考えているのかを描写するシーンが少ないので3回見てもまだどんな人なのかわからない。ロスト街を中心に話が進むので、オーバーの暮らしもわからない私たち観客からは一番謎なキャラクターだけど多分登場人物からも一番謎な人だと思われているかもしれない。
由次郎さんがカテコの時いつも緊張しているように見えて、猪塚さんが助け舟を出しているのを見て付き合いの長さを感じました。アスターとイラッシュとミロコが一緒にいるシーンは役では歳の差があるのに実際は同僚なのかと思うとなんか不思議で面白いですね。
感想
私がこういうオリジナルのミュージカルを観るのがほぼ初めてだったので話の展開が予想がつかなくて何回観ても楽しんで観られました。
舞台装置をキャストさんが手で動かすので、まずそこにもびっくりするわけですが、ラストシーンの舞台装置の使い方は本当面白いなと思います。
気持ち的にも視覚的にもスッキリ終われるので観終わった後とても気持ちがいいです。
ミュージカルを身近にしたいという言葉が随所に載ってましたが、あまりお芝居やミュージカルを観たことがないという人にも観て欲しいなと思います。DVDとかになって家で何回でも観たいですね。→DVDになるので家で何回でも観られますね。
DearDream 1stLIVEの感想を書きました
2017年5月4日に開催されたDearDreamのライブに行ってきました。(会場:zepp divercity Tokyo)